九州
Kyushu
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武雄温泉 Takeo Hot Spa
佐賀県内では、嬉野と並んで有名な武雄温泉。私は温泉につかって食べて寝るために来ただけで、夕方になって到着、翌朝には割と近くにある陶芸の里・有田町や伊万里市訪問のため、後にしてしまいました。
私が泊まったところは、割と高級感のある旅館で、当然温泉も旅館内についていましたが、これだけではなんとなく物足りず、有田や伊万里を巡った後、いったん武雄に戻ってきたのを機に、泊まった旅館から歩いてすぐのところにある武雄のシンボル
・楼門(大正13年建築)奥の共同浴場にも足を運んでみました。石造りの浴場内は、古くてやや暗めの雰囲気ではありましたが、天井は高く、地元のおじさんたちがのんびりと利用している、下町の銭湯のような風情がありました。
綾町 Aya Town
宮崎市から大淀川(本庄川)を20キロほどさかのぼったところにある人口5000人ほどの小さな町・綾。かつては「夜逃げの里」として知られた貧しい町だったそうですが、現在では、宮崎県内で最も地域おこしに成功した町として語られています。宮崎を訪れると、真っ先に行くべき場所として
挙げられる町であり、私は2回、いずれも会社の人と一緒に足を運びました。
町に入って目に付くのは、日本一の規模とも言われる日本本来の常緑広葉樹の森。人の手で針葉樹に植え替えられることなく、今にその姿を残している自然の中で、住人たちは有機農業を営んでいます。紬や木工品、ガラス細工など手工芸も盛んで、町内にクラフト工房が点在しています。
今では「手作りの里」と呼ばれ、ここに移り住んでくる職人たちも多いそうです。
また、観光業が過去の栄光を失った宮崎県の中で、ここには地元の酒造会社が中心になって作った全国でも珍しいお酒のテーマパーク「酒泉の杜」があり、その焼酎工場、ワイン工場、地ビール工場といった施設群、併設されたグラスアート工房や温泉が、観光客の人気を集めています。
観光業というと、私にはどうしても非生産的なお遊び産業、景気に左右されやすい根無し草といった浮ついたイメージがついて回ります。しかし、ここについては、農業、手工芸、醸造業といった「ものづくり」を基本に置いたスタンスが好感が持て、またそれこそが、観光客の支持を得て成功している
理由だとも思っています。
毎年春には、Jリーグ・ガンバ大阪がキャンプを張る場所でもあります。
日南 Nichinan City
宮崎市から電車で1時間ほど南に行ったところにある日南市。油津港やサボテンハーブ園など、有名な観光スポットはほかにもいくつかあるのですが、私は、城下町・飫肥と、海をのぞむ神話の洞窟・鵜戸神宮を訪れました。
飫肥は静かなたたずまいの小さな城下町で、今ではうっそうとスギの生い茂る城跡をはじめとして、その大手門、武家屋敷、庭園、藩校跡、鯉の泳ぐ水路などがあり、その小京都的、純日本的な風情は、フェニックスやワシントニアンパームによってトロピカルな雰囲気を作り出している宮崎市とは対照的です。
当地出身の著名人として、明治時代の外交官・小村寿太郎がおり、その記念館も整備されています。城跡からは飫肥小学校が見下ろせ、初夏のさわやかな風がよぎるなか、子供たちの声が聞こえてきました。
鵜戸神宮は、神武天皇の父の生誕地と伝えられ、日向灘をのぞむ海辺の洞窟に作られています。そのため、通常の神社とはかなり異なった趣があります。ここでは、素焼きの「運玉」を海面の「亀石」の背中のくぼみに投げ入れるという「運試し」をすることができ、私も1セット5個の運玉を買って、
指定された通りに左手を使って5個を投げ入れました。しかし、運玉は亀石の背中には当たったものの、くぼみに止まってはくれませんでした。
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